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全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏うネタバレ!原作小説はなろう?

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏うネタバレ!原作小説はなろう?

「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」は、「溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック12巻」に収録された作品です。

1話35P、2話30Pで完結と、短い作品ではありますが、ラブストーリーとして奇麗に完成されていて、とても穏やかな気持ちにしてくれます。

作中に描かれる主要人物の衣装のデザインがとても魅力的に感じました。

作者は鹿ノ子もよう、出版社はコミックルームですが、この作品は別の漫画に収録されたものですので、電子書籍からの単話購入になります。

では、「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」のネタバレを紹介していきましょう。

目次

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏うネタバレ!

この作品は、「溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック12巻」に収録された作品です。

総数65Pという短い作品の中に、ラブストーリーと教えが詰まっています。

子供と呼んでも楽しめますので、まずは「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」のネタバレをご覧ください。

あらすじ

子爵家に生まれた娘シャーロットは、お洒落が大好きでした。家は裕福とは言えませんでしたが、その環境がシャーロットの才能を開花させます。

ファッションの工夫やアレンジを身に付け、その腕前は社交界でも有名でした。

それを面白くないと思う有力な貴族令嬢から悪質ないじめを受け、一時は引き籠りになってしまいますが、彼女の実力を認めてくれた人物の登場によりシャーロットは元気を取り戻します。

そんな時、またしても悪質な噂が彼女を襲いました。

味方になってくれる仲間のためにも、今度は泣き寝入りなんてしない!

シャーロットは実業家のオリバーと共に報復します。

1話ネタバレ

本来「夜会」とは紳士淑女の出会いの場である。

しかし、子爵令嬢シャーロット・モンフォードにとっては、ファッションのインスピレーションが湧き上がる場所でした。

素敵な出会いを求めて集まる貴族達は男女を問わずお洒落に敏感で、自分を魅力的に見せようと日々努力と研究を重ねています。

そんな貴族達のファッションに目を光らせてチェックできる事は、シャーロットにとって心ときめく幸せな時間だったのです。

素敵なドレスを眺めて浮かれているシャーロットに、婚約者のカミュ・ルブランが声をかけます。

「落ち着きなさい。相変わらず君はファッションの目がないな」

今日の夜会は王家主催という事もあって、最先端のドレスばかり!シャーロットは興奮を抑えきれません。

シャーロットは幼い頃からお洒落をすることが大好きでしたが、彼女の家は決して裕福ではなかったので、母親のお古や着回しがほとんどでした。

最初は、夜会で着飾った令嬢達を見ているだけでも幸せでしたが、いつしか自分のドレスをアレンジするようになります。

縫製の技術が上達した今では、衣装の事ならシャーロットに聞けば何でも解決してくれる!と社交界で噂になり、同じ様な境遇の令嬢令息からファッションの相談を受けるようになっていました。

1人の令嬢がシャーロットに相談すれば、「次は私も」と相談者が集まってきます。

すると、シャーロットと同級生の侯爵令嬢アメリア・バークリーが相談に乗ってほしいと声をかけてきました。

「王都一のデザイナーに作らせたドレスだけど、イマイチなのよ」

アドバイスを求められ、謙遜するシャーロットですが、婚約者のカミュの後押しもあってアメリアのドレスを見てみる事にしました。

繊細な刺繍を贅沢に使ったドレスに心が奪われます。

「こんな素晴らしいドレス初めて見たわ」だけど…。

素晴らしい刺繍がもったいないので、装飾品を減らすべきよ、とアドバイスをすると、アメリアの表情が一瞬固まりましたが、笑顔でお礼を言って去っていきました。

周りにいた人達はシャーロットのアドバイスを絶賛していましたが、シャーロットはアメリアの一瞬の表情が気になって不安でした。

ある日、その不安が的中します。

婚約者のカミュがやってきて、婚約を破棄すると言ってきたのです。

シャーロットは理由を尋ねます。

すると、シャーロットが西の伯爵令息を誘惑したという悪評が社交界で広まっているというのです。

仮に噂が嘘でも、家の名誉のため、悪評のあるシャーロットとは結婚できないと告げられてしまいました。

嘘の噂は想像以上に広まり、誰もシャーロットと話をしなくなってしまいました。

シャーロットは深く心に傷を受け、引き籠ってしまいます。

毎日泣いて過ごすシャーロットに来客がやってきました。

シャーロットは断りますが、父親は、断ることができない相手だと言います。

シャーロットは仕方なく会う事にしました。

客の名は、実業家のオリバー。

オリバーは以前シャーロットを見たことがありました。

そして、シャーロットの才能やセンスに惚れ込み、一緒に仕事をしないかと持ち掛けてきたのです。

シャーロットは社交界での悪評が貴方の仕事の邪魔になるだろうと断りますが、オリバーはそんなことは関係ない、欲しいのはあなたの類い稀なるセンスなんだと訴えます。

シャーロットはこの言葉に心が救われ、この仕事を引き受ける事にしました。

仕事は貸衣装の専門店でした。

シャーロットは毎日大好きなドレスのデザインを考え、すっかり元気になっていました。

沢山の衣装に店内の装飾など、あっという間に時間は過ぎて行き、お店は開店を迎えます。ソワソワしていると、1人の女性客が来店。

夜会用の衣装を探しに来た彼女に似合うドレスを選びます。

嬉しい事に、お客様はドレスを気に入って購入していきました。

2人は喜びを噛みしめ、一緒に頑張っていこうと約束します。

そして、開店から1か月が過ぎる頃には、沢山の人で賑わう繁盛店になっていたのです。

しかし、突然客足が途絶えてしまいます。

シャーロットにあの時の不安が蘇りました。

すると、店のドアが開く音がして…。

2話ネタバレ

店のドアを開けて入ってきたのは、開店当日の記念すべき1人目のお客様でした。

彼女はどこか不安そうな表情で、この店は他店のデザインを盗用しているという噂があることを教えてくれました。

シャーロットは懸命に否定しますが、どうも悪い噂は広まっているようです。

オリバーは噂の出所を確かめようと、彼女から話を聞くことにしました。

噂の出所にはいつもアメリアがいたのです。

誤解ではないかと何度も確認したが、侯爵家の令嬢であるアメリアの言葉は影響力が強く、皆信じてしまったというのです。

このままでは店の存続が危ぶまれます。

オリバーは、シャーロットの名誉に傷がつくのが嫌だと言って、さらなる調査を決意。

他の常連客も話せば信じてくれるはずだと言って、お客様も協力してくれることになりました。

シャーロットの目からは感動の涙がこぼれ、過去の出来事を振り返ります。

今の私には味方してくれる人がいるのだから、絶対に泣き寝入りなんてしない。

そう決意を固め調査を開始します。

最初は誰もが口を堅くしていましたが、次第に情報が集まるようになってきました。

どうやらオリバーが何かしてくれたようです。

そして、2人は夜会に参加します。

不安に押しつぶされそうになるシャーロットを、オリバーが安心させます。

この夜会の主催はオリバーでした。

高貴な貴族達が集まる夜会に、シャーロットは疑問を感じます。

貴方は何者なの…?

オリバーはその質問を流し、今日の目的に集中するよう言い聞かせました。

「皆様、聞いてください」ざわつく会場を前に、シャーロットが報復を開始します。

自己紹介をすませ、悪い噂は嘘である事を訴えますが、貴族達はシャーロットの話を信じません。

次に、盗用されたと噂されている店主を紹介しました。

店主は悪評の噂が事実と逆であることを証言しだしたのです。

シャーロットはこの店主にデザインのアレンジを許可していましたので、衣装が似ているのは当たり前でした。

誤解が解け、貴族達はシャーロットに謝りだし、もう一つの噂についても疑い始めました。

婚約者がいるのに他の男を誘惑したという、あの噂です。

シャーロットはその噂も嘘であること、そしてその噂を広めたのがアメリアであると、皆の前で公言しました。

思い返せば確かにアメリアが中心になって話を聞いたと、皆が話し出します。

アメリアは顔を引きつらせながらも、証拠がないと言って認めません。

しかし、オリバーは1人の女性に証言をお願いしていました。

その女性は、アメリアが嘘の噂を流したと証言し、もうやめようと訴えました。

この女性の家はアメリアの家に多額の援助を受けていたので、逆らえなかったのです。

裏切り者!と怒鳴りだし、お金で脅しをかけるアメリアの発言は、この女性が脅迫されていた事を証明していました。

オリバーが脅迫の確認をすると、アメリアは彼のことも脅してきます。

しかし、脅されていた女性がアメリアを止めます。

「アメリア、この方は国の第三王子ですよ」

アメリアは、自分が如何に愚かなことをしたのかを理解し、青ざめながら崩れ落ちました。

オリバーが王子である事実を知ったシャーロットはベランダで話を聞きます。

オリバーは私生児のため継承権は無く、勉強のために旅に出ていたことを話しました。

皆が顔を知らないはずです。

次に、旅から戻って出席した夜会の話を始めます。

シャーロットを初めて見た時、好きなことに夢中になっている姿や、人に手を差し伸べる優しさに魅かれ、話してみたいと感じたんだ。

正体を隠していた事を許してほしい。

シャーロットはオリバーが居てくれたからこそ、自分に自信が持てたのだと感謝の気持ちを素直に話しました。

オリバーはその言葉を聞いて、真剣な眼差しでシャーロットの前にひざまずきます。

「私と結婚してくれないか」

次の瞬間、シャーロットは顔を赤らめ、目には涙が溢れてきます。

勿論ですと応え、オリバーの胸に飛び込みました。

こうして二人が経営する貸衣装屋には、ある噂が広まります。

『この店で衣装を借りると幸せになれる』

この噂は言い伝えられ、永遠に残ったそうです。

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復最終回結末はどうなる?

短いながらも完璧なラブストーリーです。

新しいスタートを切ったシャーロットに再び訪れる悪質な噂…。

それを打ち払うために立ち上がる仲間を手に入れたシャーロットの決意も、読んでいて応援したくなりました。

数々の証言と証人の登場で、この問題は解決し、オリバーの秘密も明かされます。

オリバーはシャーロットに結婚を仕込み、シャーロットはオリバーと結婚。

2人が経営する貸衣装屋は、幸せになれる店と噂される人気店となり、長く語り継がれるという、おとぎ話のような最後になっています。

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復原作小説はなろう?

「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」の小説版は見つかりませんでした。

この内容は、子供にも安心して読ませることができるので、絵本や短編小説になってくれるといいですね。

いつの日か、短編漫画を集めた一冊が出来上がってほしいとも思います。

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復どこで読める?

「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」は、コミックシーモアで購入できます。

1冊120pt(132円税込み)となっていますが、今なら期間限定で1巻が半額となっています。期日は5/14までとなっていますので、このチャンスをお見逃しなく!

また、新規で会員登録するとクーポンが貰えますので、まだ登録していらっしゃらない方は是非、会員登録してみて下さい。

全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏うネタバレ!原作小説はなろう?まとめ

「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏う」は、「溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック12巻」に収録されている作品です。

令嬢シャーロットの純粋で清らかなファッションへの思いと、その知識を惜しみなく与える姿が人を魅了しますが、時に嫉妬や妬みにもなってしまう部分はリアルに感じます。

様々な情報が飛び交う世界になりましたが、その情報に流されない様に自分で確かめる事の大切さも書かれているので、みんなに読んでもらいたい作品です。

以上、「全てを奪われた令嬢は、そのドレスに報復を纏うネタバレ!原作小説はなろう?」でした。

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