ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？

今回は、ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？についてまとめてみました。

幕末の北海道を舞台に、金塊を巡ったサバイバルバトルを繰り広げる「ゴールデンカムイ」。

週刊ヤングジャンプにて、2022年4月の連載をもって完結とされていますが、大人気漫画となっており、アニメ化もされています。

サバイバルバトルで、屈強な男たちの殺し合いをベースに物語が進んでいくこと、また、週刊ヤングジャンプにて掲載されていたことから、多少刺激的な内容もあったため、アニメ化されていない内容もいくつかあります。

今回は、原作を読んでいないアニメファンの方たちのためにも、ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？についてまとめてみました。

ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？

「ゴールデンカムイ」のアニメと漫画には違いがあります。

尺の都合上、漫画をアニメ化される際にカットされる話はよくありますよね。

また、ゴールデンカムイは殺し合いを主軸においていたり、性的な表現も多々あった為、多くの方が目にする機会が増えるアニメでは、カットせざるを得なかったのではないでしょうか？

今回は、泣く泣くアニメ化されなかった話を原作の巻ごとにまとめてみました。

ゴールデンカムイアニメ化されてないのは原作の何巻？

では、まずは原作の何巻がアニメ化されていなかったのか、まとめてみました。

結構たくさんありますね。(笑)

内容もまとめてみます。

杉元の過去エピソード：漫画1〜4巻

主人公「杉元佐一」の過去のエピソードがアニメでは、あまり出てきません。

「杉元」は、幼馴染の「梅子」に想いを寄せていましたが、両親を結核で亡くしており、自身にも結核が発症してしまい、「梅子」にも移る可能性を危惧して、恋心を秘めたまま、故郷を後にしてしまします。

数年後、故郷に戻った「杉元」ですが、時すでに遅し、「梅子」は、もう一人の幼馴染で親友である「寅次」と結婚していたのでした。

「梅子」も密かに「杉元」へ想いを寄せていたようですが、親友の「寅次」の事を想い、「梅子」への恋心をしまったまままたも故郷を後にすることを決意します。

幼いころから他人思いで、自己犠牲の強い「杉元」のエピソードがカットされているので、アニメでは、「杉元」の残虐性が際立っているように思われます。

謎の巨大鳥の話：漫画4巻

伝説の巨鳥の話もカットされています。

片方の翼が七里もある巨大な鳥の伝説が北海道には存在するようで、この鳥が現れると太陽の明かりが遮られ、あたりが暗くなり、女・子供が連れ去られる。

とされています。

漫画では、物語でも実際に登場し、「アシリパ」が攫われそうになりますが、特にその後の物語にも影響しないため、カットされてしまったのでしょうね。

尾形と土方の出会いエピソード：漫画6巻

「尾形」と「土方」の出会いもアニメでは描かれていません。

「尾形」と「土方」は、茨戸宿場町で、ヤクザの賭場を巡った争いの最中に出会い、一緒に旅をすることになりますが、アニメでは描かれていません。

二人は、日泥親子と馬吉一味が賭場を巡った争いの中で出会います。

入れ墨人皮を日泥親子が隠し持っていることを知り、その獲得の為、日泥親子に「土方」陣営が、馬吉一味に「尾形」がそれぞれ雇われ、敵対することになります。

一度は敵対したものの、入れ墨人皮を手に入れた「尾形」は、用心棒として「土方」陣営と共に旅をすることを提案します。

「土方」陣営も受け入れ、各々思惑を胸に一緒に旅をすることになります。

親分と姫：漫画7巻

入れ墨の囚人の一人である親分こと「若山輝一郎」と姫「中沢達弥」も、アニメではカットされています。

このテーマはこのくらいにしておきましょうね・・・

白石の過去エピソード：漫画9巻

脱獄王「白石」が、脱獄王と呼ばれるようになるまでの話もカットされています。

絵が得意な囚人「熊岸長庵」は、紙幣贋造で捕まり、無期懲役となっていました。

同じく、すでに何度か脱獄を繰り返していて、捕まっていた「白石」は、そこで「熊岸」と出会います。

絵の得意な「熊岸」に「白石」は、春画を書いてもらうようお願いします。

書いてもらった春画には、何とも言えない女性が描かれていました。

それでも美しい顔をしていたと言う「熊岸」の話をにわかに信じられない「白石」でしたが、その女性に少しずつ興味がわいてきます。

全国各地の監獄を廻っているとされるその女性を求め、捕まっては脱獄を繰り返す事になります。

その結果ついたあだ名が脱獄王でした。

偽アイヌ事件：漫画9巻

偽アイヌを襲撃する話もカットされています。

樺戸監獄の脱獄囚らが、「熊岸」に偽の紙幣を作らせるために作った、偽アイヌの村が出てきますが、「アシリパ」を攫われると思った「杉元」たちによって、壊滅させられています。

問答無用に殺害していく「杉元」の残虐性が垣間見える話でしたが、残酷すぎてカットされたのでしょうか？

インカラマッの千里眼の話：漫画10巻

マタギ「谷垣」とアイヌの女性「インカラマッ」、アイヌの少年「チカパシ」の3人は、「アシリパ」を追いかけ、家族のふりをしながら旅をしています。

道中、怪しい男たちに攫われてしまう「インカラマッ」ですが、何とか二人で助け出します。

ここから3人の関係が深くなり、最終的に「谷垣」と「インカラマッ」は結ばれ、15人の子供を授かることになります。

大蛇の話：漫画11巻

謎の巨大鳥に続く、アイヌの伝説の話ですが、こちらもカットされました。

「蝮のお銀」とセットで出てきますが、物語に大きくかかわってこないためカットされてしまったんでしょうね。

姉畑支遁と稲妻夫婦の話：漫画11巻＆漫画12巻

入れ墨のある囚人の一人「姉畑支遁」の話もカットされています。

動物愛が強すぎる「姉畑」は多くの動物と『ウコチャヌプコロ』（アイヌの言葉で性行為）を繰り返します。

最終的に「姉畑」は、熊と『ウコチャヌプコロ』の最中に死んでしまいます。

流石にこの話をアニメ化するのは勇気がいるかもしれませんね。ｗ

「蝮のお銀」と稲妻強盗「坂本慶一郎」の二人の話もカットされています。

強烈にひかれあった二人は、「姉畑」の話と同じく、違った意味で（ちゃんとした？）

石川啄木の話：漫画12巻

実在する文豪「石川啄木」の登場シーンもカットされているようです。

遊びを繰り返す「石川啄木」ですが、実在する人物なので、本人の名誉の為、カットされたのかもしれません。

物語の終盤で重要な役割を持ち、声優も発表されていますから、どんな形で登場してくるか楽しみですね。

関谷輪一郎のエピソード：漫画18巻

入れ墨の囚人「関谷」は、敬虔なキリスト教徒でしたが、運悪く雷で娘を亡くしてしまいます。

そこから、神に対して疑心暗鬼になってしまった「関谷」は、人の運命に強く執着することになってしまいます。

元々家畜獣医だった経験から、薬物に詳しい「関谷」は、様々な毒を使って、ギリギリ生きるか死ぬかの運を試すようになります。

時折見せる驚異的な運を持つ「門倉」と、人の運命に執着のある「関谷」が対峙する話でした。

ゴールデンカムイ漫画とアニメどっちがおすすめ？

個人的には、漫画をお勧めします。

アニメで描かれていない部分もしっかりと描かれていますし、アイヌの歴史に触れている分、説明が多くなりそうですが、そこまで文章も多くない漫画になっていますので、さらっと読めるはず。

アニメから入った方も、是非漫画の方もご一読下さい。

ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？まとめ

ここまで、ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？まとめてきました。

結構アニメ化されていない話は多くありますね。

漫画と同梱されてDVDでアニメ化された話もあるそうなので、是非機会があれば見てみてください。

以上「ゴールデンカムイアニメと漫画の違いは？アニメ化されてないのは原作の何巻？」でした。